商品

薫りたつような果実の文様

  • サイズ(直径×高さ)
    容量(満水)
  • 55mm×93mm
    100ml
絵付けで伝統工芸士の称号を持つ山﨑さんは、造形の面でも自身でろくろをまわし、下絵、上絵までを手掛ける。その作品から醸し出される統一感、一体感は一人で向き合う姿勢の表れか。
今プロジェクトでは、酒器と酒の関係性を学ぶために佐賀酒の試飲会が開催されたが、その時口にしたRuri Munemasaに創作意欲が湧き、ターゲットへ向けて作陶を進めていった。
「甘酸っぱくてフルーティ。リンゴのような香りに魅了されました。このようなお酒を飲む女性を想像しながら、形状、絵柄を考えていきました」。白ワインを飲むような感覚で飲む日本酒ということで、冷たい状態をキープできるよう高台にも工夫をこらした。風味を繊細なリンゴの絵柄で表し、酒と器の華やかな世界観を共有させている。

伊万里青柳窯 林檎緑彩觚りんごりょくさいこ(りんごりょくさいこ)

この酒器で呑みたい佐賀酒
宗政酒造
Ruri Munemasa
細身のブルーボトルがクールな印象。県産米の「レイホウ」「たんぼの夢」を60%まで磨き、りんご酸高生産性酵母を使って、甘辛度-15の甘口に醸した特別純米酒。
りんごを思わせる甘くてフルーティな香りが広がり、サクッとリンゴをかじった時のような酸味が口に広がる。白ワインのように冷やして飲むのがおすすめ。

産地voice

  • 窯元
    伊万里青柳窯山﨑 伸悟さん
    今プロジェクトの日本酒勉強会でRuri Munemasaに出会い、作品のヒントが浮かびました。甘酸っぱくて、エレガントなこのお酒の世界観を表現できるような形状や絵柄などを考えました。
    坂田さんには、人と人が出会い価値を共有できる時間に、酒器を使っていただきたいです。お店にいらっしゃる時間が長いので、和みの時間にもぜひ!
  • 蔵元
    宗政酒造山﨑 耕造さん
    Ruriのイメージとマッチして、よく見るとリンゴの文様だというのがいいですね。細長く反りの部分も繊細で、口のあたりもフィットしますよ。甘み、酸味、香りと3つの魅力を楽しんでいただけると思います。
    冷たい状態をキープできるよう高台が高めにとってあるところも良く考えてありますね。
  • 地元
    坂田賛化堂書店坂田 筆子さん
    山﨑さんとは父の代からのお付き合いです。本に囲まれる毎日ですので、山﨑さんの器を展示しているコーナーを眺めてはいつも癒されています。
    形をみて驚きましたが、持ってみると使いやすくしっくりときました。お酒と絵柄とのハーモニーも楽しめて、贅沢な時間が過ごせそうです。お客様にお見せしたいです。