商品

酒器と共に戯れ心溶ける時間を

  • サイズ(直径×高さ)
    容量(満水)
  • [松]
    53mm×35mm
    90ml
  • [竹]
    40mm×30mm
    50ml
  • [梅]
    30mm×25mm
    25ml
  • [紅葉]
    75mm×35mm
    70ml
  • [菊]
    62mm×30mm
    50ml
  • [桜]
    50mm×22mm
    25ml
辻さんは、自身でも作品を手掛けるほか、社外デザイナーとのコラボやプロデューサーとしての一面もあり、焼き物の未来をグローバルに描いている。「酒器といっても、日本だけでなく、世界目線で見たら可能性は無限大」と意欲を見せる。
今回開発した酒器は升の形の大中小、台が尖った大中小の酒器に加えて、絵柄の名前が書かれたサイコロでひとつのセットとなる。白磁に松、竹、梅、桜、紅葉、菊と青絵で優しいタッチで描かれた絵柄が郷愁を誘う。
「酒は嗜好品でしょ。気ごころ知れた仲間と飲む時にサイコロを振って、出た目の酒器で酒を飲んで盛り上がったらいいんじゃないかな」。自身も酒好きとあって、酒席の楽しさを知る者ならではの作品が生まれたといえる。制作のヒントも飲み会の時だったというから、酒席もあなどれない。

辻与製陶所 【四畳半酒器】

この酒器で呑みたい佐賀酒
井手酒造
純米大吟醸 ほろほろに
佐賀県産「山田錦」を38%まで精米し、その名のごとくほろほろと酔える1本。上品な吟醸香に包まれて、軽い飲み口で盃が進む。
米の旨みも感じられ、やさしい口当たりに食事との相性もいい。嬉野名物温泉湯豆腐と合わせてみては。

産地voice

  • 窯元
    辻与製陶所辻 賢嗣さん
    以前、地元の集まりで酒を酌み交わした時に話が盛り上がり、この酒器のヒントを得ました。仲間が5~6人集まって、サイコロ振って、出た目の杯で飲むという遊び。昔もこういう遊びがあったんじゃないかなー。
    リビングに飾ってもおもしろいですよ。
  • 蔵元
    井手酒造 井手 洋子さん
    辻さんとは同じ嬉野ということもあり、付き合いも長いんです。辻さんのところは親子でユニーク。きれいなものを焼かれますよ。
    今回の酒器は、あら、足がない!飲み続けるんですね(笑)アイデアがおもしろいですね。飲む器がいいとお酒の席も楽しいですからねー。
    日本の伝統絵柄が描かれて、素敵ですね。
  • 地元
    肥前吉田焼窯元協同組合桟 貞由起さん
    協同組合と辻与さんは目と鼻の先ほどの距離。同じ窯業関連とあって、飲みの付き合いもある。私は嗜む程度ですが、辻さんはお強いです。
    最初は大きい器が当たればいいですが、サイコロが決めることだから何が出るかわかりませんね。底が丸い酒器に当たったら、下に置けないから降参できないですね(笑)