商品

透き通るような白に吉祥色

  • サイズ(直径×高さ)
    容量(満水)
  • [まるみ]
    53mm×60mm
    70ml
  • [そり]
    55mm×68mm
    70ml
  • [片口]
    83mm×115mm
    360ml
有田焼の透き通るような白磁の世界を表現する畑萬陶苑に制作を依頼し、芳醇といわれる佐賀の酒の「薫り」を存分に楽しめる酒器をコンセプトに、「薫りを広げる」「薫りを閉じこめる」ことで、日本酒の魅力を引き出せる形状にした。
ひとつはコロンと丸みを帯びたフォルムが特徴の「まるみ」、もう一つは口を反らせた「そり」。なめらかな白磁に、30代女性のシンプルニーズに応え絵柄は描かず、台に赤、緑の絵の具で色づけした。これには鍋島文様の「南天」の意味をあわせ、難を転じて活力ある毎日を送ってほしいという思いが込められている。
揃いの片口にも赤と緑のラインが引かれ、清廉な白と華やかでキレのある酒とのハーモニーが楽しめる酒器となった。

匠×畑萬陶苑 【まるみ・そり】

この酒器で呑みたい佐賀酒
古伊万里酒造
古伊万里 純米吟醸
往来のファンも多く、地元でもなじみの酒。華やかな香りが優しく穏やかに鼻を抜けていく。
「山田錦」と「さがの華」を使い、キレと旨みがバランスよく感じられる。冷酒から燗つけまで幅広く楽しめる。

産地voice

  • 商社
    鐘ヶ江 昭彦さん
    うちは商社ですが、酒器プロジェクトではつくり手として参加しました。
    テーマは、薫りを楽しむ形を追求することでした。日本酒の魅力の一つである香りを酒器の形状を変えることで広がる楽しみと閉じこめる楽しみ、双方が体感できます。
    忙しい中でも、美味しい料理とお酒、そしてお気に入りの酒器で食事を楽しんで、明日への活力にしていただきたいですね。
  • 蔵元
    古伊万里酒造前田 くみ子さん
    丸みのあるのデザインが女性受けしそうですし、反りのデザインも手がフィットします。2種類の形状でお酒を楽しめるのはいいですね。
    シンプルで上品な酒器なので、和食に限らず洋食にも合いそうです。純米吟醸は冷やして飲むのがおすすめですが、お燗にされる方もいらっしゃいます。
    でも、お燗酒は奥が深いんですよ。お好きな温度でお楽しみください。
  • 地元
    会社員西山 絵理香さん
    陶磁器メーカーに勤めています。大の日本酒好きで、自宅の器もシーンに合わせて使い分けています。この酒器は自分へのご褒美に使いたくなるような高級感があります。それでいてコロンとして可愛いからテンションが上がります。
    二人で使うもよし、一人で飲むときは二つの酒器で飲み比べしたりと楽しみが広がります。