商品

新たな一歩は古伊万里から

  • サイズ(直径×高さ)
    容量(満水)
  • 50mm×65mm
    100ml
窯元の娘として生まれ、どっぷりと焼き物にふれてきた田中さんの中に新たな思いが芽生え、自身のブランドを立ち上げた。田中さんが掲げたブランドコンセプトは『日本の美と挑戦と求められるものをつくること』。勉強のために古伊万里研究会にも所属、メンバーから色々な意見を聞き、「古伊万里の酒器を」という声を受けて制作を進めていった。
酒との相性が合うよう白磁にこだわり、古伊万里の中でも有田が一番輝いていたと言われる17世紀後半・江戸後期の呉須の色の配合を再現した。完成度を高めるため九州陶磁文化館にも通い、時代検証などにも気を配り、古きよき時代を映し出した。
有田焼400年を契機にあえて原点に立ち返り、同型の4つの筒形の酒器に伝統的な春夏秋冬の絵柄を施し、新たな一歩を踏み出した。

ARITAYAKI ・MUTSU 【四季杯】

この酒器で呑みたい佐賀酒
古伊万里酒造
古伊万里 前 純米大吟醸
「山田錦」を39%まで磨き上げた古伊万里前シリーズの最高峰。フルーティで華やかな吟醸香ときれいな飲み口にお米の旨みがバランスよく絡んでいる。冷酒か冷やがおすすめ。
2015年、ボトルに桜を施した限定版純米大吟醸がJALのファーストクラスに採用された。

産地voice

  • 窯元
    ARITAYAKI・MUTSU田中 睦子さん
    古伊万里研究会に入って、古伊万里の勉強や情報交換会に参加してきて、ご年輩の会員のみなさんの意見や会場となっている喫茶店のマスターのお話を十分参考にさせてもらい、作品づくりに反映させました。
    古伊万里の再現という難しいテーマを設定しましたが、こうして形にできてホッとしています。
  • 蔵元
    古伊万里酒造前田 くみ子さん
    4つで四季を表しているんですね。薄手で贅沢な感じがしますね。古伊万里の絵柄にのっとって描かれていて、奥深さがあります。栗の絵柄はほとんど見かけないからおもしろいですね。
    古伊万里と日本酒の繋がりで有田と佐賀の酒の世界が広がっていけばいいですね。
  • 地元
    古伊万里研究会
    古伊万里伝統の春夏秋冬の絵が描かれ、初期伊万里に通ずる立ちぐいの形状が活かされています。形といい絵柄といい、歴史を感じさせるオーソドックスなものこそ海外の人に知ってもらいたい。
    想像以上のものが完成して喜んでいます。全員、買いますよ!