商品

古の凌ぎと未来形の融合

  • サイズ(直径×高さ)
    容量(満水)
  • [ぐい呑み]
    55mm×95mm
    90ml
  • [片口]
    130mm×85mm
    290ml
今回目指した酒器は、ワイングラスのような酒器。といっても形状そのものを既存のワイングラスのままに模倣するのではなく、あくまでも唯一無二の形状にこだわった。そうしてできた形状は、杯と受けの台が分かれた独創的な和を飲む「和飲の酒器」。配色も独特で、古きよき日本の和色が塗られている。
下絵でベースとなる色土を塗り、上絵にパールを吹いて焼成する。先を尖らせた形状で手が込んでいるが、手づくりでの制作を貫くというギャラリーには、近くで発掘された古の陶片が展示され、その一片に施された凌ぎをルーツと認識し、この酒器の他にも多くの作品に凌ぎを施している。
週末は自身で打った蕎麦を提供している樋口さん。この蕎麦と共に酒器を使って酒を出すのを楽しみにしているとか。

乃利陶窯 純米和飲じゅんまいわいん(じゅんまいわいん)

この酒器で呑みたい佐賀酒
松尾酒造場
特別純米 宮の松
全国でも名を馳せる名杜氏井上満氏と共に代表の松尾守蔵社長も造りに精を出す。2014年春季全国酒類コンクール純米酒の部門で1位を受賞した。
米の旨味を存分に感じながらも、軽やかな余韻が広がる。冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で楽しめる。

産地voice

  • 窯元
    乃利陶窯樋口 憲人さん
    女性向けの酒器ということで、華やかで丸みのあるシルエットをイメージしてみました。試行錯誤の末、モダンなものができたと思います。酒器以外でも和え物を入れたりして自由な発想で使ってください。
    メイドイン有田の酒器でありながら、ワイングラスのような気分で日本酒を飲んでもらいたいです。
  • 蔵元
    松尾酒造場松尾 守蔵さん
    個性的な形状ですね。口のところを反らせてあるので、指も引っかかり唇のあたりもちょうどいいです。風船のように膨らんでいる形状なので、半分くらいまでお酒を入れると香りが溜まってきますよ。凌ぎを入れてあるので滑らないですね。
    少人数の食事の席で、ちょっとおすましのシーンで使ってみたいです。
  • 地元
    主婦松田 麻由子さん
    ただいま子育てまっ只中の主婦です。普段は主人が持っている酒器で日本酒を楽しんでいます。この酒器は、和の色の優しさとコロンとした形状が可愛いですね。
    夜、お酒を飲んで、洗い場に伏せて置いていても、ホッとさせてくれる形状なので、生活の中に楽しみが生まれます。酒席の時の配置もお洒落に演出できそうです。